今回は当校を卒業し臨床現場で活躍をされている卒業生にインタビューをさせていただきました。
学校生活から卒業後までマルっと卒業生に聞いてみました‼…ぜひ参考にしてください。
今回インタビューに協力してくれたのは、理学療法学科卒業生 羽根川 真実さんです♪
羽根川さんは、埼玉県立越谷南高等学校を卒業後、当校へ入学し、現在は医療法人財団明理会 明理会中央総合病院にて整形外科チームのリーダーとしてご活躍されています。

Q1.理学療法学科を選んだ理由を教えてください。
子どもの頃から医療ドラマや漫画が好きで、病院で働く人に憧れを抱いていました。「なんかカッコいいな!」という漠然とした思いから、いつか自分もそんな仕事がしたいと考えるようになりました。
そんな中、高校時代にサッカー部のマネージャーをしていたときのこと。ケガをした選手にテーピングをしたら、すごく喜ばれたんです。その経験がすごく嬉しくて、もっと知りたくなって調べていくうちに、「ただ巻くだけじゃなく、ケガの程度に合わせて巻き方やテープの種類を選ぶ」ことが大切だと知りました。そこからどんどん興味が深まり、「これを仕事にしたい!」という気持ちが強くなりました。
進路を考える時期になり、「みんなの役に立てる」「憧れだった病院で働ける」そんな理学療法士の仕事こそ私の目指す道だ!と確信して今もその道を突き進んでいます(笑)。
Q2.当校を選んだ理由は何ですか?
1つ目は、制度最短の3年間で理学療法療法士が目指せることです。理学療法士になるためのルートはいくつかありますが、この学校なら最短の3年で資格取得が可能です。できるだけ早く現場に出て経験を積みたいと考えていたので、これは大きな魅力でした。
2つ目は、社会人経験を経て学生になった人が多いことです。この学校にはさまざまな経歴を持つ学生が多く在籍しています。社会人経験を経て入学した人は、将来の目標が明確で、勉強に対する意識もとても高いです。そんな人たちと一緒に学ぶ事で、自分自身も良い刺激を受け、モチベーションを高く保てると感じたからです。
実際に入学してみると、年齢やバックグラウンドの違う仲間と切磋琢磨できる環境があり、毎日充実していました。大学や専門学校で迷っている方は、「どんな環境で学べるのか」という視点でも学校選びをしてみるといいかもしれません。私にとって、この学校は理想的な学びの場でした♪
Q3.勉強で大変だったことや苦労しことはありますか?
勉強で一番大変だったのは医療用語になれることでした。初めて見る難しい漢字、英語の専門用語…最初は「これ、本当に覚えられるのかな?」と不安になったのを今でも覚えています。でも、コツコツ勉強しているうちに、少しずつ理解できるようになりました。
とにかく覚えるしかなかったので、私は普段の生活の中で積極的に医療用語を使う事にしました。最初は戸惑いましたが、繰り返し使う事で、だんだん「自分の言葉」として自然に身についていきました。

Q4.理学療法士になってよかったですか?
理学療法士として日々働いていますが、本当にこの道を選んで良かったと感じています。なぜかというと、理学療法士は国家資格なので日本全国で働くことが出来るんです‼つまり、ライフスタイルに合わせた働き方がしやすいということ。例えば、病院やクリニックだけではなく、スポーツ分野や介護施設、訪問リハビリなど、さまざまな選択肢があります。
またこの仕事の最大の魅力は、「人の役に立てること」です。患者さんがリハビリを通して回復し、「ありがとう」と感謝される瞬間は、本当にやりがいを感じます。
Q5.仕事をしていて辛いと感じることはありますか?
辛いことは「ありません」と言いたい所ですが‥1つだけ上げると自分の知識や技術がまだまだ足りず、思うように治療効果が出せないときです。患者さんには良くなっていただきたい一心でリハビリに取り組みますが、治療後にあまり変化を感じていただけない時に、力量不足だなと感じて辛くなります。
でも、そこで終わらせずに「どうすればもっと成長できるか?」を考えるようにしています。その1つが「母校に帰ること」です。私が悩んだときは、母校に帰り、教員の先生方に相談をしています。卒業して何年経っても、親身になって話を聞いてくれる先生がいて、本当に心強いです。的確なアドバイスをもらい「よし、また頑張ろう!」と前向きな気持ちになれます。そして、そのアドバイスを現場に持ち帰り、試行錯誤しながら治療を行っています。少しずつですが、自分の成長を実感できるようになりました‼
Q6.最後に、これからリハビリ職に興味がある、目指している方へ向けて一言
理学療法士は、毎日「ありがとう」と言ってもらえる素晴らしい仕事です。一緒に働きましょう‼お待ちしています♪
羽根川さんインタビューありがとうございました。
次回もインタビュー記事を載せる予定です‼お楽しみに♪